コンテンツへスキップ

はじめまして。栄養学・予防医療の分野で研究・執筆活動を続けている田中由美です。大学院で栄養学を専攻し、その後大手製薬会社にて10年間、医薬品研究の最前線に携わりました。現在は独立系のウェルネスライターとして、サプリメント科学やエイジングケアを専門に情報発信を行っています。

「人生100年時代」という言葉が定着して久しいですが、長く生きることと、元気に生き続けることはまったく別の話です。厚生労働省の最新データによると、2022年の日本人の平均寿命は男性81.05歳、女性87.09歳。一方、「健康寿命」(健康上の問題なく日常生活を送れる期間)は男性72.57歳、女性75.45歳にとどまっています。この差、つまり「不健康な期間」が約10年前後存在するという現実は、私たちに重い課題を突きつけています。

この課題に向き合うために欠かせないのが「セルフケア」の意識です。そして今回、私が実際に注目したのが、2008年創業の株式会社HBS(HEALTH & BEAUTY SUPPORT)です。「人に優しく、地球に優しく。」を企業ポリシーに掲げ、医師・薬剤師・栄養士の知見を取り入れた独自商品を展開する同社。今回は、そのアプローチと主要商品を専門家の視点から本音でレビューしていきます。

セルフケアがなぜ今、これほど重要なのか

「セルフケア」とは、自分自身で健康を守り対処する行動全般を指します。第一三共ヘルスケアが2025年に実施した「健康とセルフケアの実態調査」によると、ビジネスパーソンのセルフケア認知率は77.5%(2024年比で上昇傾向)に達しており、その実践率・費用も前年を上回りました。

この傾向は社会構造の変化とも深く連動しています。2025年、いわゆる「団塊の世代」すべてが75歳以上の後期高齢者となり、国民の約5人に1人が後期高齢者という超高齢社会が現実のものとなりました。医療・介護の需要が急増する中で、「自分の健康は自分で守る」というセルフケアの概念は、個人の問題であると同時に社会的な責任へと変容しつつあります。

健康寿命と平均寿命の差を縮める視点

健康寿命を延ばすためには、単純に長生きを目指すのではなく、「質の高い日々」を積み重ねることが重要です。専門家が推奨するアプローチは多岐にわたりますが、大きく分けると次の3軸に集約されます。

  • 栄養・サプリメントによる細胞レベルのサポート
  • 適度な運動と良質な睡眠による基礎体力の維持
  • 心の健康・社会参加による認知機能の保全

今回ご紹介する株式会社HBSの商品群は、主に「栄養・サプリメントによる細胞レベルのサポート」という第一の軸にフォーカスしています。それぞれの商品が、どのような科学的根拠の上に成り立っているかを丁寧に見ていきましょう。

株式会社HBSとはどんな会社か

株式会社HBSは、2008年9月の設立以来、「すべてにおいて日本、そして世界でNo.1」を理念に掲げ、健康食品・サプリメント・化粧品の企画・製造・販売を手がけてきました。本社は東京都港区に構え、大阪にも営業所を設けています。

最大の特徴は、商品開発において医師・薬剤師・栄養士の意見を積極的に取り入れている点です。また、医療機器認証を取得した商品も手がけるなど、その品質基準の高さは業界内でも際立っています。さらに2025年からはオンライン診療プラットフォーム「BIOPORT+」に出店し、スマートフォンやPCから医師の診察を受けて医薬品を自宅で受け取れる新しい健康管理の形も提案しています。

「人生100年時代に向けて皆様の自立した生活を応援する企業として邁進してまいります」という2026年新年のメッセージは、同社の姿勢を端的に表しています。では、その中核をなす商品を順に見ていきましょう。

主力商品①:ネオタキシフォリンMAX92〜シベリアの秘密が凝縮されたフラボノイド

HBSの看板商品のひとつが「ネオタキシフォリンMAX92」です。主成分であるタキシフォリン(ジヒドロケルセチン)は、シベリア地方に自生するダフリアカラマツの木部から抽出される天然フラボノイドです。

タキシフォリンとはどんな成分か

タキシフォリンは、一般的なフラボノイドよりも強力な抗酸化作用を持つとされ、東北大学のレジリエント社会構築イノベーションセンターが世界中の植物成分を調査した結果、「最も抗酸化力の強い物質」としてシベリアカラマツ由来のタキシフォリンを選定した実績があります。

研究面でも注目度が高く、国立循環器病研究センターと京都医療センターが共同で米国科学アカデミー発行の機関誌(PNAS)にタキシフォリンの新規作用(脳内の炎症抑制)を発表(2019年)。また、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)に対する多面的な防御効果についての研究も進んでいます。

タキシフォリンの主な作用として確認されているのは以下の通りです。

  • 抗酸化作用:活性酸素の消去能力がビタミンCを大きく上回るとされるORAC値を示す
  • 抗炎症作用:慢性炎症の根本にアプローチする可能性
  • 血管保護作用:LDLコレステロールの酸化を防ぎ動脈硬化を予防
  • 血流改善作用:毛細血管の劣化を防いで全身の酸素・栄養素の循環をサポート
  • 抗糖化作用:糖化(老化の一因)を抑える働き

ネオタキシフォリンMAX92の品質的な特徴

HBSの「ネオタキシフォリンMAX92」は、ロシア科学アカデミーと深い関係を持つ「ロビオス社」が、イルクーツク地方の厳選したダフリアカラマツから独自技術で一度に高純度抽出した〝一番搾り〟のタキシフォリンを92%という高濃度で配合しています。さらに、マリンシリカハイドライドパウダーも配合されており、25時間以上にわたってマイナス水素イオンを安定的に発生させる設計です。

専門家としての見立てを申し上げると、タキシフォリン自体の研究は日本国内外で着実に積み上げられており、科学的信頼性は高い部類に入ります。ただし、個々の商品において具体的な摂取量と効果の関係はまだ研究途上の部分もあるため、あくまで「継続的なセルフケアの一環」として捉えることをおすすめします。

タキシフォリンについての学術情報は、一般社団法人 国際タキシフォリン学会(taxifolin.net)に研究成果がまとめられています。

主力商品②:MIRAI〜次世代エイジングケアを担うNMN

近年、エイジングケアの世界でひときわ注目を集めているのが「NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」です。HBSの「MIRAI」は、1カプセルにβ-NMNを300mg配合した次世代エイジングケアサプリです。

NMNとは何か、なぜ注目されるのか

NMNは、もともと体内に存在するビタミンB3の誘導体で、体内でNAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)という補酵素に変換されます。このNAD+が、細胞のエネルギー産生・DNA修復・老化制御に関わる「サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)」を活性化するとされており、これがエイジングケア効果の核心です。

NAD+は加齢とともに著しく減少することが知られており、この減少が疲労感・肌のハリの低下・代謝の低下などとして現れると考えられています。東京大学医学部附属病院が実施した臨床研究では、NMNの経口摂取によって高齢男性の運動機能が改善されたことが報告されており、国内における安全性と有効性への期待が高まっています。

市場規模でみても、富士経済の2025年調査によると、NMN含有サプリメント・化粧品の国内市場は2024年比で2031年に約91.8%増の305億円に達する見込みとされており、久しぶりに登場した本格的な注目成分として業界全体が熱視線を送っています。

MIRAIの特徴と選ぶ際の注意点

HBSのMIRAIは、酵母由来原料を用いて培養された純度99%以上のβ-NMNを採用し、国内GMP認定工場で製造されています。さらにピセアタンノール(ブドウの種子や皮に含まれるポリフェノール)も配合されており、医師・薬剤師が考えた処方設計が特徴です。

NMNサプリ選びにおいて重要なポイントを整理しておきましょう。

確認ポイント理由MIRAIの対応
純度90%以上が目安。低純度は不純物リスク有純度99%以上のβ-NMN使用
製造環境GMP認定工場での製造が安全性の証明国内GMP認定工場製造
1日あたりの配合量300〜600mgが有効とされる研究が存在1カプセルあたり300mg配合
専門家監修医師・薬剤師の関与があると信頼性が高い医師・薬剤師が処方設計に関与

なお、NMN研究はまだ進行中の部分も多く、すべての効果がヒトで完全に証明されているわけではありません。「期待の高い成分」として捉えつつ、生活習慣全体の改善と組み合わせることが大切です。

主力商品③:TERAQUA〜地球の恵みが詰まった天然アルカリ温泉水

「水」でセルフケアするという発想は、一見シンプルですが、選ぶ水によってその恩恵は大きく変わります。TERAQUAは、鹿児島県垂水市の地下700mから採水した天然アルカリ温泉水です。

TERAQUAが持つユニークな成分特性

TERAQUAの特徴は3点あります。

  • ゲルマニウム高含有:22〜29ppbと世界トップクラスの含有量を誇る
  • 天然アルカリ性:pH8.7の弱アルカリ性で、クラスター値(水分子集団の大きさ)が55.1Hzと一般天然水(100〜130Hz)の半分以下
  • 超軟水:硬度4.0と口当たりが極めてまろやか

ゲルマニウムは、血液の状態を整え、抗酸化作用・活性酸素や老廃物の排出を助ける働きがあると多くの科学者から報告されています。なお、天然水に含まれるのは「有機ゲルマニウム」であり、これは48時間以内に体外に排出される水溶性の形態で、安全性への懸念は低いとされています。

垂水市は古くから「美肌の湯」として知られる湯治場であり、鹿児島の豊かな自然の恵みがそのまま結晶化した一本といえます。HBSはその中でもとくに品質にこだわって厳選した水源を使用しています。

専門家としての評価:日常の「水分補給」を格上げする視点

私が注目するのは、TERAQUAが「特別な場面だけに飲む水」ではなく、毎日の生活に取り入れやすい設計になっている点です。水分補給は誰もが毎日必要とする行為ですから、その質を高めることは最もハードルの低いセルフケアのひとつといえます。

ただし、一点正直に申し上げると、「クラスター値が小さい水が体内に素早く吸収される」という説については、科学的なコンセンサスがすべて確立されているわけではありません。ゲルマニウムやアルカリ性の点については多くの研究データが存在しますが、体感は個人差もあるため、過度な期待より「継続的な習慣」として取り入れることをおすすめします。

主力商品④:コタラヒムα〜3,000年の歴史を持つアーユルヴェーダの叡智

「コタラヒムα」は、世界最古の医学と呼ばれるアーユルヴェーダで3,000年もの間、糖尿病の薬木として使用されてきたコタラヒムブツ(サラシア・レティキュラータ)のエキス末を配合したサプリメントです。

コタラヒムブツはスリランカ政府が厳重に管理する貴重な植物であり、原則として国外への持ち出しが禁止されています。HBSのコタラヒムαには、スリランカ政府が世界で唯一輸出許可をした原木から抽出されたエキス末が使用されており、この希少性と品質管理は大きな強みです。

コタラヒムブツは4種類あるサラシア属の植物の中で唯一、アーユルヴェーダで最上位に位置づけられるハイエンド植物としても知られています。HBSのハイエンド商品を詳しく紹介している「美容の翼」では、HBSのコタラヒムαをはじめとした各商品の特徴が詳しく解説されており、選び方の参考になります。

現代の食生活では脂質・糖質の過剰摂取が問題となっていますが、コタラヒムは食後の糖・脂質の吸収を穏やかにするとされる成分を含んでおり、「美味しい食事を楽しみながらケアをしたい」という現代人のニーズに応えています。

医療機器認証商品:健康工場・マグネテック・プラス〜家庭で受けられる本格ケア

HBSが他のサプリメント企業と一線を画する点のひとつが、医療機器認証を取得した商品を展開していることです。

「健康工場」は電位治療(35,000Hz)と温熱治療を組み合わせた治療器で、医療機器承認番号21300BZZ00458を取得しています。

  • 温熱治療効能:血行促進・疲労回復・筋肉の疲れを取る・肩こり改善・神経痛・筋肉痛の緩和
  • 電位治療効能:頭痛・不眠症・肩こり・慢性便秘の緩解

「マグネテック・プラス」は交流磁場が1秒間に50〜60回入れ替わる電気磁気治療器で、体の深部まで磁場を届けコリと血行を改善します(医療機器承認番号225ADBZX00026000)。

医療機器認証の取得は、効能・効果の表示が薬機法によって厳格に規制されている日本において、国が一定の有効性と安全性を認めた証です。家庭でここまで本格的なケアができる商品を自社展開しているメーカーは多くなく、HBSの「健康に対する本気度」を感じさせる部分です。

HBSのセルフケアアプローチ:私が評価するポイントと注意点

ここまで主要商品をご紹介してきました。専門家として、HBSのアプローチ全体を評価した上で、本音でお伝えしたいことがあります。

評価できる点

  • 医師・薬剤師・栄養士という複数の専門職の知見を商品開発に反映している透明性
  • タキシフォリン、NMN、コタラヒムなど、学術的な研究が積み重なっている成分を採用している
  • 医療機器認証商品の展開により、効能・効果の根拠に一定の公的担保がある
  • 2025年からのオンライン診療サービス参入など、「単なるサプリ販売」にとどまらない健康管理の総合提案を行っている

使い方の注意点

  • サプリメントはあくまでも食事・運動・睡眠という生活習慣の基盤を補完するものです。商品の効果が過剰に期待されることがないよう、バランスある生活習慣と組み合わせることが前提です
  • NMNやタキシフォリンは研究が進行中の段階であり、一部の効果はまだヒトへの適用において研究途上のものも含まれます。長期的な継続と生活習慣全体の見直しを並行して行うことをおすすめします
  • 医療機器は正しい使用方法を守ることが重要です。購入前に専門家への相談や取扱説明書の精読を怠らないようにしてください

人生100年時代のセルフケア実践ガイド

最後に、HBSの商品を含めた「人生100年時代のセルフケア」を実践するための全体像をまとめます。セルフケアは一つの商品・一つの習慣で完成するものではなく、複数の要素を組み合わせてこそ力を発揮します。

カテゴリ具体的な取り組みHBSの対応商品
抗酸化・エイジングケア活性酸素の除去、細胞の老化防止ネオタキシフォリンMAX92、MIRAI
日常の水分補給ミネラル補給、デトックスサポートTERAQUA
食後の血糖・脂質管理食後の糖・脂質吸収をゆるやかにコタラヒムα
血行改善・疲労回復家庭での本格的な温熱・電位治療健康工場・マグネテック・プラス

人生100年時代を本当に「元気に」生き抜くためには、早期からの予防的セルフケアが欠かせません。健康長寿ネット(公益財団法人長寿科学振興財団)が伝えているように、趣味・社会参加・継続的な健康への意識が、実質的な健康寿命を左右します。サプリメントや治療器はそのサポートに活用するものであり、毎日の食事・適度な運動・良質な睡眠という土台を整えた上で活用することで、はじめて真の力を発揮するのです。

まとめ

今回は、「人生100年時代を元気に生きる」というテーマのもと、株式会社HBSが提案するセルフケアの商品群を専門家の視点から本音でレビューしました。

HBSは2008年の創業以来、「人に優しく、地球に優しく」という理念を軸に、医師・薬剤師・栄養士の知見を積極的に取り入れた商品開発を続けています。タキシフォリン・NMN・コタラヒム・TERAQUAという科学的根拠のある成分・素材を採用し、さらに医療機器認証取得商品やオンライン診療サービスまで展開する総合的なアプローチは、単なるサプリメントメーカーの枠を超えています。

大切なのは、こうした商品を「魔法の解決策」と捉えるのではなく、日々の生活習慣を整えながら、そのサポートとして活用するという視点です。「健康寿命を延ばし、人生100年を悔いなく生きる」。その実現のために、今日からできるセルフケアを一歩ずつ積み重ねていきましょう。

皆さんの健やかな毎日を、心から応援しています。

最終更新日 2026年2月24日 by ormand