最終更新日 2024年4月8日 by ormand
「ペットボトルのリサイクルについて勉強したい」
「冷凍食品のパッケージの作られ方や材料について知りたい」
「朋和産業株式会社の業務内容について知りたい」
ペットボトルを回収された先に、冷凍食品があると知っていましたか。
具体的に説明するとペットボトルは自治体や企業により回収されて新たな形に生まれ変わります。
その先の一つに冷凍食品のパッケージが存在することは事実です。
目次
朋和産業さんに冷凍食品パッケージについて聞く
基本的にペットボトルを分けて中を洗い、軽く押しつぶすことで自治体でごみとして出すことができます。
自治体によりつぶさなくてもいいところもあるため、必ずしもすべての自治体が出つぶすわけではありませんが、つぶしたほうが傘が減るため業者が回収しやすくなることは事実です。
回収されたボトルは集めて異物を取り除き、空気を除いてぺちゃんこにします。
その後リサイクル工場に出されて異物などを取り除き、色分けをして細かく砕いてから洗浄を行い、衣料品や卵のパック、洗剤のボトルになる場合や、科学的な分解を経て新たなペットボトルの原料として生まれ変わるものなど様々です。
軟包装の原材料の一つに生まれ変わるもの
その中の一つに軟包装の原材料の一つに生まれ変わるものがあります。
軟包装とは調味料やレトルト食品、シャンプーなどの詰め替え用品を包装しているパッケージです。
パウチとも呼ばれており、柔軟性に富んで保存性が高いことから、ペットボトルよりもゴミが少ないなどの利点から企業では積極的に利用しているといいます。
軟包装の原料はポリエチレンやポリプロピレンなどが多いです。
この中の原料の一つに、リサイクルペットボトルが使用されています。
ただし、制作している会社により100パーセント使用していないところもあるため、一部の企業でのみ使用していることは事実です。
冷凍食品の一部のパッケージの中には開封せずに電子レンジで加熱できるものも存在していますが、これらの食品を包装するものの原料として使われています。
軟包装のメリット
最も大きなメリットとなるのは、トレイなどを使用せずとも食品を密閉できること、電子レンジにそのまま使用して加熱できるため食卓で食器を洗う時間を省いてすぐに食事にすることができることなどです。
また、軟包装の場合見た目にこだわることができるため、デザイン性に富んだものにすることができるのもメリットといえます。
密閉性の高い容器となっていることから、食品のおいしさをそのまま閉じ込めておけるところも魅力の一つです。
生ものや液体状になっている商品をそのまま密封することで、出来立てのおいしさをそのまま食卓に運ぶことができます。
しっかり密封していれば保存性が高いことから、長期間の保存に耐えられる構造になっている物があるのもポイントです。
ペットボトルを利用することで冷凍から回答までの厳しい温度変化に耐えられるようになっていること、輸送コストを抑えることができるため、消費者のお財布にやさしい構造となっているところも利点となっています。
パッケージにこだわりのあるデザインにすることができるため、一流料理店のシェフが監修した料理などをそのまま冷凍にしたものをデザインして販売することも容易です。
また、海外で生産されているものを海外で密封し、日本国内に輸送するときにもコストを抑えられるようになっているため、海外の珍しい果物や料理を気軽に食卓に提供できるところもよいところといえます。
缶詰よりも利点の多いのがフレッシュさ
一般的に冷凍食品となっているものの中には、南国の珍しいフルーツなどの果実も多々ありますが、缶詰よりも利点の多いのがフレッシュさです。
製造したそのままの形で冷凍できる技術が発達しており、さらに軟包装を利用して温度変化に耐えられるようになっていることから、缶詰よりもはるかに鮮度の高い形で輸入できるといいます。
南国をイメージしたパッケージにすれば、消費者にも何が入っているのかよくわかるため、非常に便利です。
ペットボトルが食品を包装するパッケージになっている
ペットボトルをリサイクルした形は多岐にわたっていますが、食品を包装するパッケージになっていることを知っている人はそれほど多くありません。
個包装になっているため一人暮らしでもおいしく食べられるようになっているものをはじめ、家族でお弁当にするときに利用することができるものなど、多岐にわたって利用できるように変化しているのは事実です。
技術の進歩によりペットボトルが改めて食卓に上り、多くの人においしさを届けられるようになっているといいます。
ペットボトルのリサイクルは適切に行うことで、新しい原料を使う量を減らすことが可能となるため、できるだけリサイクルを適切に行うことが必要です。
洗ってきちんと出せば出すほど、新たな形で食品をはじめとした多数の包装に役立つことができるといいます。
まとめ
日本は資源が少なくペットボトルや軟包装の原料は海外から輸入しなければならないため、SDGsを考えて環境にやさしい形で資源を活用することが、消費者ができることの一つです。
積極的にリサイクルに協力をすることで、まわりまわって消費者にとってメリットとなることは確かなことといえます。
普段のリサイクル方法を見直し、積極的にリサイクルできるものを増やすことが重要です。
